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戸籍の歴史

こんにちは^^
長野店のあじさいです⚘

相続が発生し、不動産の名義変更や金融機関の手続をする時に必ず必要になる書類の一つに「戸籍」があります。
亡くなった方の出生から死亡までの連続した戸籍をご用意いただきます。
これは亡くなった方に相続人が何人いるかを確認するため必要となります。

昔の戸籍を遡って見てみると、手書きの何と書いてあるか読み解くことが難しいものが沢山あります。
私は自分の父と母の戸籍を遡りすべて取得したことがありますが、父が小さな時に亡くなった祖母や、
満州で生まれた伯母や、名前しか聞いたことのない曾祖父など、読み解くことが難しいその文書の中にはものすごく沢山の自分のルーツでいっぱいでした^^
出来る事なら、ずっとずっと昔まで遡って自分の祖先がどんな名前だったのかを知りたいと思うのですが、残念ながら現在取得できる戸籍の最古のものは「明治19年式戸籍」と呼ばれるものとなっています。

戸籍の歴史は古く、奈良時代から存在したようですが、全国統一式の戸籍が出来たのは明治5年戸籍、別名「壬申戸籍」と呼ばれる戸籍です。
こちらの戸籍には、氏名や生年月日の他に、干支、身体特徴、犯罪歴、菩提寺、また戸主の印鑑や牛馬の頭数まで登録されているものもあったようで、びっくりですね^^
壬申戸籍はさらに身分に関する記載などもあったため、今では閲覧すること自体が禁止となっています。

ということで現在取得できる戸籍は「明治19年式戸籍」までとなりますが、明治19年に生存している方が記載されているので、江戸時代末期に生まれた方たちも沢山記載されています。
生まれた年の年号が「天保」「文化」「万延」「慶応」の方たちもいたりするので、ちょっとしたタイムスリップ気分を感じることが出来ます^^

ご自分の直系尊属の戸籍でしたら誰でも取得することが出来ますので、ぜひご自分の戸籍を遡ってみてはいかがでしょうか。

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